「人工知能〜天使か悪魔か〜」を見て

先週の土曜日、今年の10月くらいに放送されたNHKスペシャル「人工知能〜天使か悪魔か〜」をみんなで観て、グループで話し合う研修を行いました。

将棋の名人を圧倒したり、お客さんの動向を予測して、タクシー運転手にコースの指示を出したり、受刑者の再犯リスクを測ったり・・・・

社員みんなの感想としては、テクノロジーの急速な進化に対する驚きと、一種の恐れを感じることもあったのですが、これから訪れる未来に対して、ワクワクするような感覚もあったようです。

ただ、感想とは別に、「私たちの仕事はどうなるのか？」や「私たちの仕事はどうあるべきか？」を、みんなで考えました。

おそらく、単純作業や軽作業は、人工知能にとって変わるだろうというのは大方の見方。

けど、お客様先に出向いて修理をしたり、システムを開発したりする仕事は無くならないだろうと・・・・思っていたのですが、この番組を観たら・・・

「そもそも壊れなくなるんじゃないの？」とか「システム開発すら、必要なくなるんじゃないの？」など、仕事をAIに奪われるだけではなく、そもそもその仕事自身の存在が無くなるのではないかという考え方も。

さてさて、どうしましょう？？？？？

一つだけ言えるのは、人間でしか出来ないこと、人間だけが持つ力を成長させて、それらを価値として提供していくことが大事だなと。

そして、来るべき未来に怯え過ぎず、かつ想像をして、今あるお客様に喜んで頂ける活動を一歩一歩丁寧に行って行き、それらをしっかりと追求する日々を過ごすことが大事なのではないでしょうか？

機械が人間を超えるとか、人間を超えることが出来ないという議論をよくしていますが、私としては、機械と人間がどのように調和し、良い関係でいられるかを考えていくことが重要かなと思います。

やはり、世界的にもこの流れを止められないことは間違いないので、この現実を直視しつつ、「今をしっかりと生きる！」、そんな会社にしていきます！