社長ブログ
ITで地域と企業を元気にする会社、株式会社フクールの福崎です。 役にたつ情報・・・・も少しはあるかもしれませんが(笑)、だいたいが他愛もない事だと思います! もし、良かったら読んでください。
明治維新と今
先日の日曜日、大河ドラマ「西郷どん!」が始まりました!
言わずと知れた、維新の英傑、西郷隆盛さんの生涯を描いた物語。
すこーし、ドラマ化に当たって演出されている点はあるとはいえ、西郷隆盛さんの考えや行動に想いを寄せることが出来ると思うとワクワクして、小説も買って読んでしまいました(笑)。
初、林真理子さんの本でした(笑)。
この明治維新から150年経った今、西郷さんを始め、幕末の志士の志と行動に、学ぶべきだと感じています。
なぜなら(個人的な見解ですが)・・・
あの頃と今がそっくりだからです。
具体的に言うと、大きく二つあると思っています。
一つ目は・・・
当時の日本人にとって、黒船の来航は、想像以上のインパクトだったと思います。鎖国をしていたので、世界の産業発展に衝撃を受けたでしょう。
今、その時の黒船と同じような存在は何でしょうか???
おそらく、人工知能などのテクノロジーではないでしょうか?
黒船を見た瞬間と同様、人工知能などのテクノロジーを目の当たりにすると「世界が変わるぞ!」と予見せざるを得ません。
当時の黒船はテクノロジーの象徴だったと思っています。
そして、もう一つは・・・
平和に慣れすぎている点でしょうか。
司馬遼太郎さんに、「明治の父」、と言わしめた幕末の偉人、小栗上野介さんが、「一言で国を滅ぼす言葉は『どうにかなろう』の一言なり。幕府が滅亡したるはこの一言なり」と言わせたほど、約250年続いた太平な江戸時代。
そして、今の世の中も、戦後の復興から急激な経済成長をし、今ある平和や安定が当たり前だと感じている人が多いような気がしています。
国内外において課題や問題が山積している現状でさえ、自分の問題ではなく、誰かが何かしてくれると思っている人が多いような気がしています。
当時の多くの国民がそうであったように・・・
しかもしかも、幕府や藩主、公家(今で言うと政治家や大企業?)などなど、自分たちのことばかり考えている点も似ているような・・・。
と、言うわけで・・・
西郷さんをはじめ、彼らが憤り、未来を描き、考え、行動した想いに触れ、感じることが一人ひとりにとって必要なんだと思います。
毎週、日曜20時から。ピンとなる一週間になりそうです!