社長ブログ
ITで地域と企業を元気にする会社、株式会社フクールの福崎です。 役にたつ情報・・・・も少しはあるかもしれませんが(笑)、だいたいが他愛もない事だと思います! もし、良かったら読んでください。
一陽来復
明後日3月11日は、東日本大震災が発生した日。
あれから8年という年月が経ちました。
8年という年月は、震災の記憶というものを少しずつ遠いものにしているかもしれません。
被災地に住んでいない、震災を体験していない私たちは、なおさらです。
あの日、被災地である東北地方に住まわれていた方がたの多くは、「明日もやってくる」と信じられていたのではないでしょうか?
そんな中で、一瞬で命を奪われた方々がいらっしゃるということを、私自身、決して忘れてはいけないと思います。
そのような想いもあり、なおかつ今日は月に一回の学習会ということもあり、皆んなで「一陽来復〜LifeGoesOn〜」というドキュメンタリ映画を観て、様々なことを考え、対話をしました。
このドキュメンタリ映画は震災から6年後の東北地方で、被災されてからも必死に、そして強く、美しく生きる人たちの姿を追ったドキュメンタリーです。
この映画で映される方々は、未曾有の大震災や津波でいろんなものが奪われた中、悲しみ続けるわけでもなく、恨むわけでもなく、そして忘れるわけでもなく、その事実を受け容れ、そして前を向いて生きていらっしゃいました。
その姿がどれも温かな美しさを放って、私たちに「生きるということ」「地域に暮らすということ」「働くということ」の意味を教えてくれるものでした。そして、その奥底にある「人間を愛する」心を感じることが出来ました。
私自身、そして当社として、ここに映される方々の想いと同じように、次代へと遺していかなければいけない自らの役割を、しっかりと全うすることを改めて想いを高めることが出来た映画でした。
人間は一人では生きられません。
誰かの想いや、誰かのことを想うことで、一人の人間として生きる意味を見出せるのかもしれません。
東日本大震災から8年。改めて亡くなられた方々にご冥福をお祈りすると共に、自分の命をしっかりと役立たせていこうと思いました。