未来を切り拓く！

先日、衝撃的なニュースが！
40歳から64歳までの引きこもりが60万人を超えているそうです。

なんなんだろう？

何が起きているんだろう？

ニュースの中身を見てみたら、最初の就職で希望が叶わず、そこからズッとその挫折を乗り越えていなかったり、突然の病気や怪我、親の介護などのために家に込もらざるを得なくなったりしている方など、一人一人のご事情は様々なようです。

だから、一概に「ダメでしょ！」とも言えないのかもしれないなと感じていますが・・・

そう言えば、2017年のニュースだけど、15歳から34歳までの年齢で、定職にも就かず、アルバイトもしていない方が約71万人いるらしいです。

これもすごい衝撃的なニュース。

先日は、10代の死因一位が自殺！っていう衝撃的なニュースもあったし…

若い子達、特に子供の頃に挫折したりした時に、立ち直る力が育まれていなかったり、未来に希望を持てなかったりする事が原因なんかな？

あと、失敗したら立ち直る事を許されないって感じるのかな？子供や若者だけではなくて、大人も。

 

そんなタイミングで、未来の子供達に、「夢は叶うんだ！って事を見せてあげたい」と言って、世界一の山エベレストに挑戦する佐伯知彦氏の壮行会に先ほど行ってきました！

別法人でやっている平成の武者修行などでもサポートしてもらったり、彼のNPOで理事も務めさせて頂いているので、ひときわ感慨深いものでした。

壮行会には、200名を超える方が参加され、彼のチャレンジにエールを送っていました。その雰囲気もこれから、過酷なチャレンジをする緊張感ではなく、すごく和やかな雰囲気で、これもまた彼の魅力かなと思いました。

本気で挑戦する男の姿と、そんな男を応援するたくさんの人たち。

こんな姿を多くの子供達に見せたいなと感じさせられました。

様々な挫折や困難もいっぱいあったけど、本気で何かに向き合って頑張っていたら、周りのみんなが応援してくれる。

本気でやるから、応援してもらえる、周りの皆んなが惹きつけられる。そんな事が大事だなと思うし、そうやって自分の意思で未来を開く事ができるって感じてもらいたいなと思いました。

芦峅寺で育って、代々、立山ガイド一家ですが、彼自身、山に登り出したのは30歳を超えてからです。
それまでは、東京でフリーターみたいな生活だったんです。

けど、立山の魅力を外にいて再発見し、それらをもっと広めたいと立山ガイドになり、学校登山を通して、子供達と関わり、先の「夢は叶うんだ！って事を見せてあげたい」という志を立てたのです。

子供の頃から「エベレスト！」って言っていたわけでは無いんですね。

自分の人生の、その一瞬一瞬を一所懸命生きるから、未来が変わっていくんだと思います。

「でっかい夢を持とう！」「夢が無いとダメだよ！」って事では無くて、夢はいくつになっても見ることが出来るし、叶うというかなと思っています。

彼のこのチャレンジが、本当に多くの事を語ってくれていると感じています。
心からこの挑戦に敬意を表するとともに、何よりも無事で帰ってくる事を祈っています！

生きて帰って来てください！