PRESIDENT BLOG

フクール
社長ブログ

ITで地域と企業を元気にする会社、株式会社フクールの福崎です。 役にたつ情報・・・・も少しはあるかもしれませんが(笑)、だいたいが他愛もない事だと思います! もし、良かったら読んでください。

株式会社フクールの社長ブログです

令和

4月1日11時半に、新しい元号「令和」が発表されました。
お客様と面談中だったので、その瞬間は見ることが出来ず、少し遅れてニュースを見ることが出来ました。

令和と言う元号を見ての第一印象は・・・

「れいわ」。音としての響きが美しいなと感じました。そして、「令」と言う文字と「和」と言う文字から『平和になっていくぞ!』と言う強いメッセージを感じました。

混沌とした世界において、平和は「Love&Peace」とロックを歌っていれば訪れると言うことはなく、それぞれが家族を愛し、郷土を愛し、祖国を愛し護ると言うことから初めて生まれるものだと感じています。(ただし、私はロックが大好きです(笑)。)

そういった意味で、「和せしむ」。平和に向かうと言う強いメッセージかと思い、非常に良いなと言う印象を持ちました。

そして、後から由来は万葉集だと言うことを聞き、また安倍総理の談話を聞き、さらに良いな〜と感じさせられました。

「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」

『この令和には人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められております。万葉集は1200年あまり前に編纂された日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく防人や農民まで幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書であります。』

初めて日本の文献から由来にするものにしようと決まった時に、日本の成り立ちなどを描いた日本書紀や古事記といった国紀からではなく、広く多くの人たちが詠んだ歌を編纂した万葉集から選んだと言うことも素晴らしい意思だと感じました。

今一度、国民全員がこの国の素晴らしい文化や心、精神性と言ったものに心を寄せ、春の訪れのように未来に希望を描き、自らが自主自律しながら和することを願う元号だと感じています。

世界中が、どこに価値観を見出すのか分からなくなって迷走しているように感じる今、まさに日本が新しい「在り方」を示すことが出来るような、そんな時代になることを願っています。