PRESIDENT BLOG

フクール
社長ブログ

ITで地域と企業を元気にする会社、株式会社フクールの福崎です。 役にたつ情報・・・・も少しはあるかもしれませんが(笑)、だいたいが他愛もない事だと思います! もし、良かったら読んでください。

株式会社フクールの社長ブログです

知覧

鹿児島県の知覧、万世に行って参りました。

大東亜戦争の中、特攻作戦という極めて苛酷な作戦を決行し、命を落とされた方々が残された手紙などの資料や、その作戦の悲劇を伝えるための資料などが集められた場所を巡る旅。

一昨年のこの時期にも訪れていたので、今回が二回目の知覧でした。

同じ場所に再度行くことにしたのは、自分自身が今、「大きな目的の為に挑戦をしたい」と感じていたこともあったので、「行かなくちゃ!」と思って、行ってきました。

一回目同様、この手紙ひとつひとつを読んでいると、言葉に出来ないものがこみ上げてきましたが、感傷的な部分ではなく、「私は違う時代、違う環境だけれども、何をするべきなのか」を考えて見学をしました。

結婚を約束したいいなづけに、
「会いたい 話したい、無性に。今後は笑って朗らかに。自分も負けずに笑顔で逝ってまいります」と書かれた手紙・・・

「我を必要とする場所に我あり、我を必要とする者に生き、我を必要とするものに死す」と書かれた手紙・・・

お母さん、お父さん、兄弟に対する感謝の思いでいっぱいの手紙・・・

平和を願い、そして命を懸けて逝かれた方々は何を遺したいと願って行かれたのだろう?

きっと、遺されていったものは、「日本人の生き方」ではないかなと感じました。

自分より他者のことを考えること、愛する家族を守る強さ、家族や故郷を大切に思うこころ、未来に希望を持つこと、大きな目的のために一所懸命になること、仲間を大切にするということ、そしてご両親や祖先への感謝。

こういった日本人が大切にしてきた生き方を、現代の私たちに遺してくれていたのではないのかと考えました。

で、あるならば、その遺して下さったものの中で生きている私たちもまた、未来に繋いでいかなければならないと思います。

どう繋いでいくか?

それは毎日の生の中で伝えていくしかないでしょう。

私の影響の及ぶ人たちに、伝わっていくような生き方をしていきたいと思います。

なかなか、人間ですから聖人君子みたいにずっと完璧ではいられません。楽をしたい時もあれば、怠けたい時もあります。

ただ、そんな時こそ、本日感じて考えたことを実践する意義、大義を思い出し、「あかんあかん」と気を振るい、一所懸命生きてい行こうと思いました。