朝

記録的な災害級の大雪も、どうやらピークを越したみたい。
悲喜こもごも、いろんな人間模様を感じさせてくれて大雪劇場も幕を下ろしたかな。

この冬に、第二幕が開かなければ良いなと思うけど、相手は大自然。
何が起きても受け入れるしかない。

今回の大雪をきっかけに、少し生活の中に変化が起きた。
一番大きいのが、早寝早起き。

そして、早出勤。

以前も書いたけど、通勤（出勤）に最大4時間、往復で7時間、車を運転した日から、出発時間を変更を決めた。
しかも、10分20分の出発時間変更は何にも意味が無いと感じたので、いつもより1時間10分早い出発。
5時50分に出発！

もう少し遅くても良いかな・・・と、思いながらも、出勤時間のちょっとの違いが大きな到着時間になるから・・
まぁまぁ眠い目をこすりながら、出社しています。

5時50分といえば、まだ真っ暗。その真っ暗な空が時間と共に色んな表現をしてくる。
渋滞の中でも、早朝早くから時間をかけて出社することで、朝の色んな表情を感じられて、良い気持ちになります。

暁（あかつき）、東雲（しののめ）、曙（あけぼの）、あさぼらけ、あした、有明（ありあけ）、黎明（れいめい）。

太陽の具合とか、空の様子で呼び方を変えた日本人の感性にすごく美しさを感じられます。

実際、私自身はその域に達していないので、日常の中でどの空がどの言葉かは、分からないのですが(笑)、空の色の変化を感じ、「今、あさぼらけって言うのかな」とか考えています。

今日も、いつも通り、しののめ通りを通りながら、そんな毎日の中に小さな楽しみを感じて出社しました。

会社から立山連峰が美しい凛とした朝でした。