PRESIDENT BLOG

フクール
社長ブログ

ITで地域と企業を元気にする会社、株式会社フクールの福崎です。 役にたつ情報・・・・も少しはあるかもしれませんが(笑)、だいたいが他愛もない事だと思います! もし、良かったら読んでください。

株式会社フクールの社長ブログです

ビジネス書

昨年のいつくらいかな?読書の傾向が変わった。
いや、特に変わったわけではないけど、極端に読まなくなったジャンルの本がある。

いわゆる「ビジネス書」

理由は分からない。コロナ禍で読書量も増えたような気がするし、実際、毎日本を読んでいる。

振り返ると、歴史の本、小説、生物学の本、人文学系の本、仏教の本、宗教の本などなど。
ほとんどビジネス書を読まなかった。一時はビジネス書ばっかり読んでいたのに(笑)。

なんで読まなくなったか。自分の中で理由は分かっている。

「答え」が無い世界になったからだ。
自らの感性と教養を高めて、それらをもとに考えて実践することが大切だと感じているからだ。
ビジネス書を読んで、分かったつもりになって、何もしなかった過去の自分がいたからだ。

昨年末、文苑堂書店さんで「CATALOGUE OF BOOKS 2020-2021」という百円の本を買った。



角界の著名人33名が、誰かに贈りたい大切な本を3冊ずつ紹介する本。
一冊一冊の本に込めた想いを紹介しながら進んでいくカタログブックは、思わず全て読みたくなる素敵な本でした。

そこにもビジネス書はほとんど紹介されていない。
まぁ、脚本家や書道家、指揮者や建築家、女優さんやミュージシャンなどが多く、ジャンルが違うから当然だろうと言われるかもしれないけど、その道の一流の方ばかり。

女優さんは女優の本をオススメしていないし、歴史家は宇宙の本をオススメしている。

だから私は、ビジネス書を読まなくても良いと思った(笑)。

と、ここまで散々、ビジネス書を読まなくなったって話を書いたけど、本当に伝えたいことは、「良いビジネス書に出会った」って話(笑)。

なんじゃそりゃ!って感じですが、ビビッと来た!

山口周さんの「ビジネスの未来」という本。
サブタイトルが「エコノミーにヒューマニティを取り戻す」というもの。

この「取り戻す」というところが本質かな。

本の中身を品評するのはこのブログの役割では無いので割愛しますが、価値観に揺らぎを与えてくれる一冊。
そして、私が毎日の中で、悶々としていることがすごく自然なこととして捉えることが出来た、勇気をくれる一冊。
そしてそして、本年度中に著者の山口周さんに会えるような気にさせてくれる一冊。(多分、お会い出来ます。何も根拠もコネクションもありませんが(笑))

ビジネス書を読まなくなったけど、素敵なビジネス書に出会ったという話でした(笑)