行って良かった〜と軽々には言えない旅(笑)

昨日、一昨日と、鹿児島に行って参りました。

知覧特攻平和会館〜富屋食堂（富屋旅館）〜万世飛行場〜開聞岳を巡る旅。
言葉にするのも難しい2日間でした。

平和会館で、知覧で産まれ育った語り部さんのお話を聞き、特攻で飛んで行かれた方の仁と義の心に満ち溢れた手紙を読み、富屋旅館に泊まり、三代目女将のお話を聴き、彼女の覚悟を受け止め、同志と酒を酌み交わす1日目。

2日目はVUCAワールドに必要なリーダーシップを考え、万世飛行場に寄せて頂き、特攻隊の方々が見た、あの特攻隊の方々が覚悟を決めたと言われる開聞岳の近くに行って参りました。

この2日間で、私が感じたのは、私の今。
私たちの今の姿。

特攻で「ホタルになって帰って来る」と仰って飛んで行かれた方々が、自分たちの命を立派な未来に託して飛んで行かれた方々が、今の私を見て、また、この世の中を見て、どう思うだろうか。

自分自身は明日散っても良いと思えるほど、命を使っているだろうか？

彼らの犠牲の上に平和があるんじゃない。誰よりも平和を願った彼らの意志を継いでいかなければいけないなと。

よく、知覧特攻平和会館に行った方々が、日本人みんなに行って欲しい…とか、人生観が変わる…とか仰られますが、全くそんなふうに思いませんでした。

今、現代において、ここに来られる人は、それなりの覚悟と責任が必要だと感じました。

大切な事を大切にするということを、日々の暮らしの中で、育んでいきたいと感じました。