導入支援サービス
株式会社サン計装 様
紙の書類やエクセル管理をなくし、顧客情報をクラウドで一元化!
導入前の課題
- 手書きやエクセルなどによる社内データの紙管理
- 過去のデータがどこにあるかわからない
- 帰社しなければ図面が見られない
解決
- クラウドで見積書を作成
- データ分析をリアルタイムに視覚化
- 過去のデータも社内で共有
- 様々なデータをお客様と紐付けて一元管理
株式会社サン計装様では、2年程前からSalesforceをご活用いただいております。お客様情報をはじめ、商談発生から見積書の発行をおこなっていらっしゃいますが、事務の方が利用しやすいように画面開発のアプリケーションを使われたり、ストレージサービスと連携をして図面などのデータもSalesforceにて、一元管理していらっしゃいます。
今回、積極的に様々なクラウドサービスを工夫しながらご利用されている株式会社サン計装様に、Salesforceを中心に導入の背景から、現在の活用方法までを専務取締役の大田様にお伺いしました。
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-なぜ、導入をご検討されましたか?
ビジネス系のソフトウェアがあることは3年程前から知っていて、社内データの紙管理に限界を感じていたのと、計装機のレンタルや校正の営業に力を入れていきたいと考えていたので、CRM/SFA(顧客管理/営業支援システム)クラウドサービスの利用を検討していました。
-導入前に直面していた課題は、どのようなものでしたか?
見積書など営業に関するデータや経理に関するデータまでも手書きの書類やエクセルでの管理がほとんどで、過去のデータを確認したい場合は、ファイルを取り出し1枚1枚調べる必要があったので時間や手間がかかっており、そのデータもどこに保管しているか事務の方しか知らない状況でした。あとは、社外で見たい図面があっても、わざわざ帰社をしてサーバーの中を探したりしておりました。このような無駄な労力やタイムロスをなくすことを目標とし、まずはクラウド上で見積書作成の簡略化・自動化ができるように進めていきました。
また、今までの紙での管理だとお客様に対するアプローチ履歴が見れなかったり、売り上げの管理や分析にも手作業でのミスがあったり時間がかかっていたりしていたので、リアルタイムに視覚的に確認できるようにしたいと思っていました。
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-導入時、心配な事はありましたか?
やりたいことがSalesforceで出来ると思い、あまり深く心配をする前に導入を決めました。
ただ実際に導入をしてみると、ある意味自由度の高い紙やエクセルになれていた社員に馴染んでいくまでのステップが思っていたよりも大変でした。導入の意味やメリットを伝え続けることで今では理解して使ってもらっています。
-なぜ、フクールから導入されたのですか?
他社からもシステムの営業を何回かされてはいたのですが、売りたいモノを紹介されていた感覚でした。
フクールさんは複合機からのお付き合いもあったのですが、何よりも、福崎社長にやりたいことや課題を伝えた時に明確に捉えていただいて今まで知らなかった新しいアイディアでクラウドのメリットも含めて丁寧に提案していただいたからです。
ソリューション導入後の変化 ~無駄な作業をなくし、業務負荷を軽減!~ |
-導入して良かった点を教えてください。
これまでは見積書を作った後に、同じデータを再度入力して請求書を作成したり、エクセルの一覧表にも転記して…とデータの移し替えを頻繁にしておりミスがあったり抜け漏れのチェックにも時間がかかっていましたが、その手間も省けて月ごとの売上一覧表や部門売上グラフがリアルタイムで確認できるのが良い点です。また、自分が見たい指標のグラフも簡単に作ることができるのでとても便利です。
初めは入力方法にデータベース特有のクセがあり戸惑っていましたが、自由な入力画面にカスタマイズできるSkyVisualEditor(※1)を活用することで見積書の画面のまま入力することができ、そのままPDF出力をして利用できるので、今までと変わらない使用感で見積書を作成しながら、お客様情報に紐づけてデータ蓄積、外出先からの確認、情報の共有などの多くのメリットを感じています。
容量無制限のクラウドストレージサービスBox(※2)とも連携させているのでお客様情報の中に過去の見積書や図面など全て集約しており、まさに一元管理ができるようになりました。
Salesforceは年に3回の自動バージョンアップもあるので機能も増え、以前より直感的に操作がしやすくなりました。どんどん進化しているので多くの便利機能を有効的に使っていきたいです。
-導入後の大きな変化はございますか?
事務の方の負担が大きく減り、あらゆる対応までの時間が短くなりました。具体的には、過去と同じ見積依頼が来ることがしばしばあるのですが、Salesforceにデータを蓄積することで前回の内容の確認もすぐにできますし再利用もできるのでお客様対応までの時間が減りました。今まで事務の方に聞かなければわからないことも多々あり不在にしている時は業務が止まることもありましたが、過去の記録が全て残っているのでそのようなタイムロスもなくなりました。
また、忘れていてもSalesforceを確認することで、すぐに過去の振り返りができるので全員が次のアクションを早くできるようになりました。
-導入してみて何か課題はございますか?
業務効率化は少しずつ図ることができましたが、Salesforceの本来の使い方である営業支援としての利用があまり進んでいないので、その点をクリアしていきたいです。また全社員がIT利用を積極的にしてもらえるように取り組みたいです。
ー今後の展開を教えてください。
まだまだやりたいことは多いですが、次のステップとしては見積書だけでなく請求書の発行まで一貫して行いたいです。
その他にも、今はまだメールが主体ですが、社内の連絡をスムーズに出来るように社内SNSのChatter利用をより発展させたり、現場仕事も多いのでアプリケーションを利用して協力会社様との工程管理も考えています。
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会社名 | 株式会社サン計装 |
住所 | 富山県富山市田中町2丁目-10-23 |
TEL | 076-434-4588 |
FAX | 076-436-1463 |
事業内容 | ・各種振動計校正試験業務 ・計装制御機器販売・メンテナンス ・各種計装機器校正試験受託 ・計測器レンタル、中古販売 |
導入事例一覧