IT用語のご紹介~Part10~
第10回目のIT用語ご紹介ではシングルサイオン(SSO)についてご説明いたします。
通常、業務システム、グループウェア、クラウドサービスなどを利用するときは、システム毎にIDとパスワードを入力してログインを行う必要があります。
シングルサインオンは、システムを利用するときに、一度だけログインすれば、以降は全てのシステムを再ログインなしに利用できるようになること、またはその仕組みのことを言います。
近年ではシステムやアプリケーションが増えてきていますので、ユーザーにとっては複数のID/パスワードを覚えなければならないし、利用するシステムごとに入力作業が要るので煩わしいです。複数のIDとパスワードを忘れないように付箋に書き込んでデスクに貼り付け、そこから情報漏洩を招くなどのセキュリティリスクも考えられます。
ですが、シングルサインオンを採用すると、1つのパスワードとIDを管理すればよいので、ユーザーの負荷は軽くなるというメリットがございます。