PPAP?
ピコ太郎さんの「ペンパイナッポーアッポーペン」が大流行したのが2016年。
もう、4年前の話なんですね。懐かしい・・・。あの頃は猫も杓子も「ペンパイナ・・・・」って言っていたような気がします。
そのピコ太郎さんの’’PPAP’’じゃない方のPPAPが今、密かに再熱(笑)。
デジタル改革担当の平井大臣が昨年Twitterで、「PPAPやめます!」と言ったのが大きな話題となりました。
平井大臣は決してピコ太郎さんのPPAPをやめます!と言ったわけではなく、2019年にJIPDECの大泰司さんが提唱した’’PPAP’’を止めると言われたのです。
そのPPAPとは・・・
皆さんも受信されたことがあると思いますが、パスワード付きのZIPファイルをメールで送信して、そのあと、パスワードのみを二通目のメールで送る技術。
多くの企業がセキュリティ対策の一つでやっていたこと。
けど・・・誰がどう見ても安全ではない。一通目のメールが盗聴されれば、二通目も盗聴されるのは目に見えているし、(大抵は自動化されているので)一通目に誤送信してしまっていたら、二通目も誤送信してしまう。
結構前から、セキュリティ上安全ではないと言われていた技術なんだけど、なんだか市民権を得て、「それが当たり前」みたいになっていました。
この度、平井大臣が宣言してくれたことで、慣習的にやっていたこれらのセキュリティ対策を止める方向に内閣府や内閣官房は動くそうです。
そして、代替案として・・・クラウドストレージサービスでデータを共有していくと。
ですよね。誰がどう考えてもセキュリティの対策はGoogleとかboxと言った企業に任せるべきだと思います。