【ご報告】武者修行に行って参りました②-A

こんにちは、川島です！

今回は、Aチームの武者修行３日目、４日目（登山２日目、３日目）のご報告をさせて頂きます！

【8月17日（登山2日目）】

登山2日目からは、チーム別で両サイドから立山の稜線を攻める登山となりました。

雷鳥沢キャンプ場から見る、立山の稜線は「本当に登れるのか」と声が出るほど迫力があり、体力的にも精神的にも鍛えられる行程となりました。

稜線の中でも、低い標高にある室堂乗越には大日岳へ向かうルートと剱御前岳へ向かうルートの分岐点があり、２日目のゴールである剱御前岳を背に歩いていくというまさに『修行』を味わう登山になりました！

奥大日岳の山頂は、Aチームにとっては初めての山の頂上ということもあり、自分で登り切ったという達成感と自然の素晴らしさを味わうことができ、疲れも吹っ飛びました。

奥大日岳から２日目の宿泊地である　剱御前小舎　までは登ってきたルートを下り、また登らないといけないというものでしたが、同じ道でも行きと帰りで見える景色は違い、楽しみながら登山することができました。

剱御前小舎へあと少し！というところで、周りの景色がだんだんと、白く霧がかり見えるはずの位置でも剱御前小舎は見えず、本当に自分との闘いの終盤戦となったと思います。若侍も、きっと同じ気持ちで挫けそうな子もいたと思います。ただ、チームで声を掛け合って無事宿泊地まで登りきることができました！！

夜には、標高3000ｍ近くから見える富山県がとてもきれいで、私たちも若侍も満足感にあふれた1日となりました！

【8月18日（登山3日目）】

登山最終日の今日は、御来光をみるために朝4:30から登り始めました。

剱御前岳でみるのではなく、さらに眺めがいいと言われている別山の山頂で見るべく暗い道をひたすら歩きました。

視界の悪さと、温度の寒さに耐えながら歩ききると、そこにはここでしかみられない絶景を見ることができました👀

別山からみる剱岳は、迫力満点でかっこよかったです！！

行程としては　【剱御前小舎～別山～真砂岳～富士の折立～大汝山～雄山～浄土山～室堂ターミナル】

というもので、3000ｍ級の峰々をひたすら歩き、下山するというもので、移動距離がとてつもなく長かったことを

今でも覚えています。

真砂岳を超えたあたりでは、反対側から登ってきたBチームとすれ違い、お互いのチームのことを鼓舞しあって登山最終日の後半戦を迎えました。

（写真は、左から　富士の折立、大汝山、雄山、浄土山の山頂です）

立山連峰の稜線は、とても見晴らしがよく気温も高くないため気持ちのいい登山になったかと思います。

浄土山を下山し、室堂ターミナルに向かう道中では、雷鳥の親子を見ることができました！

皆さんもご存じの通り、雷鳥は見れたらラッキーくらいの珍しさなので、２泊３日の登山の最後の最後で見ることができてうれしかったです。

室堂ターミナルでは、真砂岳ですれ違ったBチームとも合流をして、無事３日間の立山縦走を終えることができました！！

私たちも子供たちも、私たちが歩いてきた、室堂から見える立山連峰の稜線を眺めながら達成感と満足感に満ち溢れていたと思います！

立山ガイド協会をはじめとする、登山のサポートをしていただいたガイドの皆様、おいしいご飯をつくってくださった山荘の皆様、全体的なサポートをしてくださった百年示道塾とやまの皆様、本当にありがとうございました！